真正面から遊ぶ感性

そんな訳でほとんど根性だけで「機動武闘伝Gガンダム」にたどり着いた訳だが、
噂以上に荒唐無稽な内容ではあった。
それまでのガンダム・シリーズはファーストの地球連邦軍対ジオン公国に代表される
軍事、戦記、パワーゲームの大河ドラマが魅力になっていたのである。
アムロにしろカミーユにしろ軍隊の中の個人という主人公であり、
若き一兵士の青春群像を描きながら戦闘の狂気や恐怖をも冷徹に描いた。
大きな違いはVガンダムまではガンダムのパイロットであった設定は
Gガンダムに於いてガンダムファイターをされるところである。
まずアムロ、カミーユ、ウッソとモビルスーツの戦闘では天才的な才能を発揮するが、
実際には普通の少年であり、腕力や体力に優れている訳ではないという
ガンダムの伝統はいきなり崩れる。
主人公ドモンはコロニー格闘技の覇者キング・オブ・ハートであり、
ガンダムに乗らなくても強い!強い!強い!
そのライバルたち。ネオアメリカのチボデー、ネオチャイナのサイサイシー、
ネオロシアのアルゴ、ネオスランスのジョルジュ、みんなムチャクチャ強い!
さらにドモンの師匠である東方不敗に至っては
モビルスーツから発射される砲弾を素手で受け止めて銃身に押し戻すわ。
カンフーでモビルスーツを破壊するわ!ジイサンなのにヤバイぐらい強い!
ネオスウェーデンのアレンビーは美少女なのに強い!
要するに各国のガンダムファイターが、その国家の主導権を争って
ガンダム・ファイトによる大会で決着をつけるというストーリー。
ネオインドもネオネパールもファイターはムチャクチャ強いので
アンタら別にガンダムで戦わなくてもいいんじゃないの!
と突っ込みを入れたくなる展開なのである。
とはいうものの闘いを通した友情を痛快に描いてあるし
まぁいわゆる少年ジャンプ路線というか…梶原一騎テイストを含めて…
それでもなんだかガンダムにしちゃった訳で…などと、
オレなりに冷静に観てはいるものの
「勝利を掴めと輝き叫ぶ!くらえ!シャイニング・ゴッド・フィンガー!」
とドモンが必殺技を出す時に叫ぶ決め台詞が出る各エピソード後半になると
ドモン!男だぜぇ!とかいって感動してしまうのである。

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