まとめて「トップをねらえ!」 そのいち
かなり「新世紀エヴァンゲリオン」にはハマッたオレとしては、
その前身として評価されている「トップをねらえ!」も観ることにした。
正直いって最初の1,2話を観た時には、さほどいいとも思えなかったのだ。
タイトルからも分かるように「エースをねらえ!」のパロディ的であったし、
鉄ゲタでトレーニングするお姉さまというのも、
梶原一騎的世界を笑い飛ばすギャグ。
すなわち「すすめ!パイレーツ」で始まった。ある種のツッコミである。
基本的に梶原世界が好きなオレとしては、やはり不愉快な表現方法なのだ。
反面、演出としての未来描写はけっこう楽しめた。
「鉄人28号」がロボット物としては現実の帝都を部隊にした作品ではあり、
今となってはかなりに異色なモノになっていしまっている。
「マジンガー」にしても「ガンダム」にしても、
二足歩行のロボットが実現可能な科学を人類が所有する未来として描写される。
「トップをねらえ!」も同様に未来を部隊にした設定になっているのだ。
しかし旧態依然とした軍隊組織や女子寮の個室にあるモノなど、
未来たって、そうそう今と変わるもんじゃないよ!
という一つのポリシーが貫かれているように思えるのだ。
例えば「ガンダム」で描かれるアムロの部屋などは生活観が一切ない。
「エヴァンゲリオン」では綾波レイの部屋を荒廃した演出で表現したが、
反面、屋台のラーメン屋とか性病科の看板など、
今と、そんなに変わらない光景が描かれる。
「トップをねらえ!」でもパックのフルーツジュースやコタツなど、
やはり、そこにヒトが暮らしていれば欲しくなるようなモノが描かれる。
それはあくまでも演出上の遊びであるかもしれないが、
どんなに科学が発展した未来が来てもコタツはなくならないんだよ!
というSFらしさの逆ベクトルを味付けに使う辺りに注目していたのである。
その前身として評価されている「トップをねらえ!」も観ることにした。
正直いって最初の1,2話を観た時には、さほどいいとも思えなかったのだ。
タイトルからも分かるように「エースをねらえ!」のパロディ的であったし、
鉄ゲタでトレーニングするお姉さまというのも、
梶原一騎的世界を笑い飛ばすギャグ。
すなわち「すすめ!パイレーツ」で始まった。ある種のツッコミである。
基本的に梶原世界が好きなオレとしては、やはり不愉快な表現方法なのだ。
反面、演出としての未来描写はけっこう楽しめた。
「鉄人28号」がロボット物としては現実の帝都を部隊にした作品ではあり、
今となってはかなりに異色なモノになっていしまっている。
「マジンガー」にしても「ガンダム」にしても、
二足歩行のロボットが実現可能な科学を人類が所有する未来として描写される。
「トップをねらえ!」も同様に未来を部隊にした設定になっているのだ。
しかし旧態依然とした軍隊組織や女子寮の個室にあるモノなど、
未来たって、そうそう今と変わるもんじゃないよ!
という一つのポリシーが貫かれているように思えるのだ。
例えば「ガンダム」で描かれるアムロの部屋などは生活観が一切ない。
「エヴァンゲリオン」では綾波レイの部屋を荒廃した演出で表現したが、
反面、屋台のラーメン屋とか性病科の看板など、
今と、そんなに変わらない光景が描かれる。
「トップをねらえ!」でもパックのフルーツジュースやコタツなど、
やはり、そこにヒトが暮らしていれば欲しくなるようなモノが描かれる。
それはあくまでも演出上の遊びであるかもしれないが、
どんなに科学が発展した未来が来てもコタツはなくならないんだよ!
というSFらしさの逆ベクトルを味付けに使う辺りに注目していたのである。
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